オール電化住宅ならではのデメリット
オール電化住宅は省エネで体や地球に優しいなど、たくさんのメリットがあるとお話しました。では、オール電化住宅にはデメリットはあるのでしょうか?これからオール電化住宅に建て替える、または住み替える予定のある方は気になりますよね。ここではオール電化住宅ならではのデメリットをお教えします。
■コストが高いまず、オール電化住宅へ切り替えるにはオール電化専用の機器を揃えなくてはなりません。オール電化設備を揃えるコストとは、ガス機器を揃える場合に比べて3~6倍ものコストがかかるんです。。そのため、リフォームしたとしても予算オーバーしてしまう可能性もあり、理想のリフォームができなくなるかもしれません。設備にかかった高額なコストの分の元を取るためには、約7年もかかるそうですよ。かなりたいへんです。
■IH専用の換気扇が必要オール電化住宅にした場合、キッチンのコンロも自動的にIHクッキングヒーターとなります。 IHクッキングヒーターは、火を使わずに調理するのでキッチンが暑くならず、また二酸化炭素の量も少ないため空気がきれいだというメリットがある反面、 IHクッキングヒーター専用の換気扇への交換が必要で、IHクッキングヒーター専用の鍋しか使えなくなるため不便です。また、直火でないため鍋を離して調理することができなくなり、今までの料理の仕方に比べて物足りなさを感じるかもしれません。
■給湯器が大きいオール電化で一番のメリットといえる省エネの電気温水器「エコキュート」ですが、たくさんのお湯を貯めておけるため災害時には役に立ちますが、設置にかなりの大金がかかり、そのタンクの大きさはかなり大きいため場所をとり、リフォームの際、家の配置にも問題が生じる場合があります。
■昼間の電気代が高いオール電化の場合、夜間電力を利用すると電気代が割引されるというメリットがありますが、逆に昼間の電気使用量が多いと電気代が高くなり、光熱費を節約するどころか、増えてしまう場合もあります。こうなると節約するつもりで設置したオール電化の意味がないですよね。
■停電に弱いなんといっても最大のデメリットは、停電になったときに何もできないということです。料理はもちろん、お風呂に入ることもできません。ガスの場合だと電気が暗いのはしょうがありませんが、料理することもお風呂を沸かすこともできるため、いざというときには電気は役に立たなくなってしまうのです。このようなデメリットを考慮したうえで、オール電化住宅への建て替えや住み替えを検討してくださいね。